いくら必要?ワーキングホリデーの準備費用と実際に使ったお金を大公開

working holidays

こんにちは、KiKiです。

今日はワーキングホリデーで私が実際に準備した費用を公開します。

一人暮らしや社会人経験があれば、なんとなく生活にどのくらいかかるか想像がつくものですが、はたして海外生活も同じくらいなのだろうか?という疑問があると思います。

実際に私がカナダのワーキングホリデーでいくら使って、どのくらい準備したのかを詳しく公開しますので、参考にしていただけたらと思います!

それでは、今日も張り切って私の適当海外ライフから発信します!

カナダのワーキングホリデーの前に用意した費用と支出

まずは準備した費用の前に実際にワーキングホリデー1年間の生活の支出を見てみましょう。

カナダ 1年間のワーホリの支出

用途1年間の支出額内初期費用としての準備金
航空券9万(往路)+7万(復路)16万
保険16万円16万
空港送迎8千円8千円
学費/語学学校28万8千円21万6千円
交通費11万3万
家賃50万8千円10万8千円
食費42万9万5千円
交際費7万2千円
生活品初期費用2万2万
その他雑費15万
旅費9万
合計198万6千円79万7千円
※物価/レートは2016年当時のものです。

カナダで1年間のワーキングホリデーで私が使ったお金は合計約200万円でした。

約200万の貯金ってけっこう大変かも…

うん、うん!でも全部で支出が200万円だけど、準備金から使ったのは80万円くらいだよ!

どっどゆこと?

ワーホリは働けるからね!カナダで働いたんだよ~!

最低限必要な金額?準備した費用80万の内訳を詳しく公開

どんなワーホリを計画するかによって準備する費用は変わります。

私のワーキングホリデーの目的は最低限の英語を身につけることでした。なので、語学学校にはけっこう長く通いました。私の知り合ったワーキングホリデーに来ている人のほとんどが語学学校は3か月程度だったので、その分の費用が平均よりちょっと多めかもしれません。とはいえお手頃価格の学校に行っていたのでトントンかな…

まずは、この目的を前提にして私が日本から準備した費用の内訳です。

目的の話に興味がある方は、こちらの記事もぜひ!

  • 語学習得がメインの計画での費用
  • 住んでいたのはトロント近郊のベッドタウン
  • 現地で仕事をする前提だった

航空券

 帰りの時期が未定だったので、片道だけ買って行きました。1年オープンを早めに購入したほうが安いかもしれません。どちらのチケットも1ヶ月前にフィックスしたので私のは割高だと思います。準備金として16万円。

保険

保険は日本出発前に海外保険/ワーホリ保険の1年契約に加入しました。

ちなみにtabihoを使ったのですが、コロナのせいですかね…今は値上がりしてます。ただ、tabihoはけっこう良かったので、また別の記事にしたいと思います。実際保険にはお世話になりました。2016年当時は準備金としては16万円

空港送迎

これは余分なものです。ただリサーチを怠り、面倒だったので送迎サービスを申し込みました。普通にバスに乗れば千円ちょっとで済んだと思います。準備金8千円。

学費/語学学校

①$800のフルタイムを2ヶ月=$1600

②$800ドル(週2回×2時間×2ヶ月分)のIELTSグループレッスン

③$800ドルのIELTS個人レッスン(16時間分)

合計$3200×約90円=288,000円

ですが日本からの準備金は①と②の 21万6千円。仕事がうまく見つかったので、滞在の後半に個人レッスンを追加しました。最初の予定は3-4か月分を準備しました。

交通費

これは計算が難しいです。だいたい、なんですがこれくらい。トロントに3ヶ月弱、毎週通ったのが大きく膨らみました。ハミルトンだけで生活していれば月$102(約9千円)あれば十分です。学校の隣に住む訳にもいかないので、どうしても交通費はかかります。学校に3か月フルタイムに通う予定で準備金としては3万弱。

家賃

最初の4ヶ月分が$400の家賃でした。そこから引っ越して月$450×8ヶ月。

引っ越し時のデポジット$450

約$5650×約90円=50万8千円

ちなみにデポジットは全額返金されたのですが、一度払わなければいけない金額なので入れています。最初の3ヶ月分、10万5千円が準備金。

食費

1ヶ月約3万5千円ほど。最初の3ヶ月分、9万5千円が準備金。

交際費

これは友達がほとんどいなかったので、全然かかりませんでした。とほほ。

準備金も特にありません。

生活品初期費用

タオルを買ったり、お鍋を買ったり。荷物を全然持って行かなかったので、必要最低限のものを最初の月に買いました。なので準備金扱い2万円

その他雑費

準備金としてはなし。ただスノーブーツが1万円したり、コートも現地で購入し、語学用の本を買ったり、プレゼントや携帯を買ったり。積もり積もってこのくらい。

旅費

現地でアルバイトしたお金を使ったので、準備金としてはなし。少し余裕があったので旅行に行ったみたいな感じです。

これを合計して、準備金は80万円でした。

準備した費用80万円は多いのか?平均はどのくらい?

私の個人的な経験ではじき出した80万円ですが、平均に比べると少ないです。

カナダとイギリス、オーストリアでは物価がそもそも違うのですが、それでも平均は100万円から200万円の間を準備する人が多いようです。

おそらく、色々なサイトで最低100万、月の生活費には10万~13万と紹介しているからだと思います。

仕事をしないで滞在中に旅行をしたり、外食したり、とにかく消費することがメインになるのであれば確かに200万円あればある程度安心だと思いますし、ルームシェアで家賃を押さえて、週に2回くらいバイトするつもりであれば100万円の軍資金でも余裕があると思います。

いくら準備すればいいかどうやって決めるの?

ステップ1.日本での生活費の平均を知っておく

人って、そうそう簡単に生活水準というのは変えられません。まずは、日本での生活費を見直してみるといいと思います。ある程度の先進国に行くのであれば、特に日本の都心部とそこまでかかる金額に差は無いと思います。

ステップ2.自分の生活水準で最低半年くらいは収入が無くても大丈夫な金額を考える

先に断っておくと、私が出会ったワーホリさんでバイトがどうしても見つからないという人には会ったことがありません。たとえ英語が話せなくてもできる仕事はありますし、仕事探しは運の要素が強い気がします。そう、運の要素が強いので、ここは手堅く半年は無職でも生活できる金額を現地の生活費として準備しましょう。

私も実際半年は無職でも大丈夫なように、日本の口座に80万円以上は準備していました。ただ運よく3か月目にはフルタイムの仕事が見つかったので手を付けなかっただけです。

ステップ3.滞在の目的に合わせた交際費と雑費や旅費を計画する

なぜ私が平均を下回る80万円の準備金に収まったかのというと、私のカナダ滞在の目的に娯楽が殆どなかったからです。でもこれはちょっと、特殊だと思います。なんせ、本当に毎日仕事をして、空いた時間に図書館で勉強していただけなので。おかげでそのあとヨーロッパの大学進学という目的は果たせましたが、ワーホリの正攻法ではなかったという自負があります。苦笑。

おかしいと思ったよ…。毎日カナダで何してたんだよ!

そっそれは…でも仕事もできたし、英語も勉強できたし…わたしのことはほっといて…

本来であれば、新しい国で行ってみたいところや、新しい友達と知り合うなどで、交際費や旅費、それに目新しものを試して雑費などがかさむものです。

自分のことは棚に上げて、一般的なことで言えば交際費や雑費と呼ばれるものは日本にいたときより多く見積もっておいた方が安心です。節約も楽しいですが、せっかくの機会なので準備できるのであれば余裕をもって準備しましょう。

働くなら100万、遊びに全力なら200万

働く派は100万がボーダーライン

先にも書きましたが、なんだかんだアルバイトは見つかると思います。ただすぐに見つかるか、もしくは長く働ける場所が見つかるかは運みたいなものなので、1ヶ月10万円程度の生活費を半年分と、渡航前にかかる航空券や保険を加味すると100万あればある程度安心じゃないかなと思います。

遊び倒すぞ派なら200万は必要

単純に、最低限の娯楽程度で過ごした私でさえ200万弱かかったことを考えると、最低そのぐらいは必要じゃないかなと思います。私が語学学校に使った費用などを娯楽に回せると考えたら、それでも200万がボーダーラインな気がします。

もう、あとはセレブな遊びがしたいかどうか。

でもセレブな人はここで、この記事は読まないと思うので。笑。

贅沢を言えば準備金はあればあるほど安心。でもあとはあなた次第!

日本のルーティンから抜け出したくて、海外に行くのに色々と計画しないといけないなんて、あぁメンドクサイなと思う方もいるかもしれません。

ここからは、余談として聞いていただきたいのですが、たしかに無計画でワーホリに出る人ってけっこういます。ちらほら会いましたし、海外の人でそんな感じでたくましい人はわんさかいます。とりあえず30万で来ちゃいましたって人とか、お金ないけどいい大家さんで家賃交渉してなとかなってるって人とか、さっさと現地でいい人を見つけて家に転がり込んじゃうとか。

正直、人生のうちのほんの1年なので、犯罪を犯さず、人に迷惑さえかけないのであれば好きなようにやっちゃいなよ!っていうのは私も思います。自分がまじめな性格ゆえに、そういうのちょっと憧れる気持ちがあるのかもしれませんが。苦笑。

ただ、このサイトに飛んできて、最後まで記事を読んでくださった方はわたしとちょっと似たタイプなのかな、なんて思います。お金で買える安心ってあります。知らない国で友達も家族もいない中で、誰かに頼ったり、そもそも言葉が話せないときにどうやって助けを求めるのかもわかんないじゃん…心配じゃん…という方は、ちょっとずつ計画して、自分が安心できる状態で出発できたら、より滞在も楽しくなるのではないかと思います。そんな人の参考になればと思い、ちょっと恥ずかしいな…と思いつつ、大公開しました。

今日も最後まで読んでくださいありがとうございます!素敵なワーホリが待っていますように!

タイトルとURLをコピーしました