【カナダ】ワーホリ前にいくら準備したのかを全支出から振り返る

ワーホリ日記

カナダ回想録。書いては上げていなかった色々を今更ながらアップするシリーズ。
2016年4月から2017年1月末までの10ヶ月間のワーホリの回想録です。

今回のお話はお金をいくら準備したのか編。

結論から言うと、カナダワーホリへは日本から約90万円ほど準備して行きました。

2016年カナダワーホリの支出合計

ワーホリ支出(10ヶ月) 

1.航空券:9万(往路)+7万(復路)

2.保険:16万円

3.空港送迎:8千円

4.学費:28万8千円

5.交通費:11万(8ヶ月フル+エキストラ)

6.家賃:38万7千円

7.食費:35万

8.交際費:6万

9.生活品初期費用:2万

10.その他雑費:15万

11.NY旅費:9万

12.日本で引かれる固定費:12万

合計:174万

合計支出のうちの準備金内訳

合計支出は174万円でしたが、そのうち準備金としての支出を書き出してみました。

1.航空券:9万(往路)+7万(復路)
帰りの時期が未定だったので、片道だけ買って行きました。1年オープンを早めに購入したほうが安いかもしれません。どちらのチケットも1ヶ月前にフィックスしたので私のは割高だと思います。準備金として16万円。

2.保険:16万円
保険は1年分入りましたが、早期帰国の場合はその分返金してもらえるのを選びました。2ヶ月分は後から返金してもらったので結果的には13万強でしたが、最初に16万支払いました。なので準備金としては16万円。

3.空港送迎:8千円
これは余分なものです。ただリサーチを怠り、面倒だったので送迎サービスを申し込みました。普通にバスに乗れば千円ちょっとで済んだと思います。準備金8千円。

4.学費:28万8千円の内21万6千円

①$800のフルタイムを2ヶ月=$1600

②$800ドル(週2回×2時間×2ヶ月分)のIELTSグループレッスン

③$800ドルのIELTS個人レッスン(16時間分)

合計$3200×約90円=288,000円

ですが日本からの準備金は①と②の 21万6千円。それ以降はカナダで働いて補填しました。

5.交通費:11万(8ヶ月フル+エキストラ)の内3万
これは計算が難しいです。だいたい、なんですがこれくらい。トロントに3ヶ月弱、毎週通ったのが大きく膨らみました。ハミルトンだけで生活していれば月$102(約9千円)あれば十分です。最初の約3ヶ月は収入がなかったので準備金としては3万弱。

6.家賃:38万7千円のうち10万8千円
最初の4ヶ月分が$400の家賃でした。そこから引っ越して月$450。
約$4300×約90円=38万7千円

引っ越し時のデポジット$450がかかりましたが、大家さんが全額バックしてくれました。このうち最初の3ヶ月分が準備金$1200×約90円=10万8千円。

7.食費:35万のうち10万5千円
1ヶ月約3万5千円ほど。最初の3ヶ月分、10万5千円が準備金。

8.交際費:6万
これは友達がほとんどいなかったので、全然かかりませんでした。
準備金も特にありません。ちょっとお茶して$5とか、夜バーに行っても$20とか。

9.生活品初期費用:2万のうち2万円
タオルを買ったり、お鍋を買ったり。荷物を全然持って行かなかったので、必要最低限のものを最初の月に。なので準備金扱い2万円。

10.その他雑費:15万
準備金としてはなし。ただスノーブーツが1万円したり、コートも現地で購入し、語学用の本を買ったり、プレゼントや携帯を買ったり。積もり積もってこのくらい。

11.NY旅費:9万
現地でアルバイトしたお金を使ったので、準備金としてはなし。

12.引き落としの予定のある日本でかかる固定費 : 12万円のうち12万円
1年後の帰国予定だと、携帯の電話番号を保管したりと色々と固定費や税金などの残りの支払いがあると思います。
忘れがちなので、出国前に確認することをお勧めします。これも事前に用意が必要なので準備金扱い。

約92万7千円でした。

差額の約81万円は現地でアルバイトで補填しました。7ヶ月少々働いたので、1ヶ月平均収入は約11万です。ただ6月から9月まではフルタイムでもっと貰っていましたし、10月以降は週3日ほどになり8万前後だったように思います。

準備金を抑えるポイント

カナダでは質素に生活していましたが、日本を出国するときはバタバタしていたので準備は十分とは言えません。
その分が多少膨らんだ結果だと思います。反省を踏まえると

  • ワーホリの準備は半年前に開始、航空券は安い時期にゲットしよう
  • 事前リサーチを怠らない、空港送迎などは基本必要ない
  • 英語は文法だけでも日本で勉強して、語学学校の期間はミニマムに

もし渡航前に余裕があれば、一番の節約方法は、文法だけでも英語を勉強しておく」です。
語学学校は年々値上がりしていますし、私のいた郊外ではなく都市部のトロントやバンクーバーでフルタイムの学校はもっと高額です。

デンマーク語、英語、そして今はドイツ語でドイツで働いているなんちゃってマルチリンガルとしては、
リスニングもスピーキングも時間がかかるし現地で勉強するのに理があるけれど、ライティングとリーディングは、どこでもいいから、できるだけ早く手をつけるが勝ちです。

正直、文法の基礎を現地で勉強するのは時間がもったいないです。
私の失敗談から、もったいなかったなと思います。せめて初級くらいの文法は日本に何千とある英語の学習書で勉強しておくといいと思います。単語だけでも違います。

結果的に、語学学校の費用も抑えられるし、仕事も早く探し始められるかもしれません。

自分は果たしていくら必要かは3ヶ月がポイント

準備金の目安は、

3ヶ月から半年程度はフルタイムの仕事がなくても生活できる金額+渡航費用+保険+学費

と考えるとシンプルです。生活費は人それぞれなので、私のはあくまで参考程度に。個人的には支出の少ない質素なタイプなので、私より支出が多くなる可能性が高いと思います。

英語に自信があったとしても、時期や住む場所によっては中々仕事が決まらないこともあります。
またフルタイムを希望していたとしても、パートタイムしか見つからなかったり。

金銭面のストレスは精神面を圧迫します。
もし、今これを読んでいて自分の3ヶ月の生活費がわからない場合は、日本でいくらかかっているかしばらくメモしてみるといいと思います。

ワーホリは苦労しにいくのではなく楽しみに行く

ワーホリ生活でストイックになりすぎると、心身ともに病んでしまう可能性があります。
海外慣れしていたり、目的がはっきりしていれば目標に向かって前進!もいいと思いますが、このワーキングホリデーの名前の通り、私は「ワーホリは楽しんだものがち」だと思いました。

経験者として、ワーホリは結構いま行きたい!という勢いに突き動かされると言うのもわかるのですが、

英語に自信がなければ、予算を多めに準備できるまで時期を待つだけでも、現地でのストレスを軽減できます。
金銭的な圧迫は、かなり精神も追い込んでしまいます。無理のないように気をつけてください。

そしてせっかくなら、日本で定職についていたら中々できないことにぜひチャレンジしてみてください。人生で1年くらい、ただ楽しむと言うのは決して悪いことではないし、心が潤って新しい世界に触れられると思います。

ワーホリって自由にデザインできるので、いろいろな体験談を聞いて自分と合いそうなプランを立てると楽しいと思います。短期集中で稼いで、その後、アメリカ大陸旅行なんて人もいますしね!

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去年の今頃何してたか探してみたら、トロントでクリスマスツリーを見ていました。住んでる時は物足りなかったのに、懐かしくなるトロント。もう少し長く住んでたら離れがたくなっていた気がします。

*この記事ははてなブログ「海外徒然」2017/11/28 から移行しました。

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