カナダワーホリ中に救急病院に行った話-海外保険体験談

ワーホリ日記

みんさんワーホリ保険入ってきましたか?

巷の噂によると、ここカナダで現地の保険に入ると安いらしいです。

※詳しくはわかりません。ごめんなさい。

でも私は日本でちゃんと1年分入ってきました。

今回は保険よありがとう。カナダで救急病院に行った話です。

さて、私にとってカナダは2カ国目の長期滞在なのですが、

実はデンマーク滞在中に病院にお世話になるという非常に苦い経験があります。

幸い、当時(今もそうかは分かりません)長期滞在許可があればデンマークの医療は無料で受けられたので大事には至りませんでした。ありがとうデンマーク。

というわけで、すでに1度海外の病院を経験していた私。もちろん日本で保険にバッチリ加入し渡航しました。でもまさか、また行くことになるとはっ!

もうこれは因果応報。私は各国の救急病院を制覇するのかもしれない。笑

ちなみに入った保険はジェイアイのワーホリ保険。

  • カスタマイズできる
  • 海外でネット上から延長手続きができる(上限あり)
  • ネットで色々手続きできる
  • 出発ギリギリに手続きできた

というなんとも浅い理由で選びましたが、保険料も馬鹿高くないし、個人的には良かったかなと。

事の発端は仕事に向かう早朝6時。

寝坊した私は寝ぼけまなこで大急ぎで家を出てバス停までダッシュ!

そして転倒!

はい、子供みたいにすってんころりん。しかも顔面からコンクリートの道にガッツンと。それはそれは痛かった。頭ガンガン。

が、しかし仕事を始めてまだ3日目。遅刻だけはしたくなかった私はそれでもバスに乗り、途中でバンドエイドを購入し、顔中血だらけ傷だらけで出勤しました。

会社の人、大家さんにびっくりされながら薬局へ行き消毒を購入し、そこから数日なんてことはありませんでした。ただ、どうも頭痛と吐き気が治らない…

そして転んでから4日目。仕事帰りに頭痛がとんでもないことになり、もう横になっても全然治らないし、頭は熱を持ってこれまた恐ろしいほど熱い。

えっまさかこれ内出血系じゃないか?と周りに脅され、私も不安で仕方なくなり、保険会社へ電話。ことの次第を説明し、保険適用で診察を受けられるとのことなので、キャッシュレスの救急病院を紹介してもらいました。

病院に着くと手首に名前と連絡先を書いたバンドを巻かれます。

もうなんか怖い。。

そして、もしもの緊急連絡先を聞かれます…

えっどうしよう。両親は英語できなし、大家さんだって私の親の連絡先知らないし。

ぐるぐる考えた挙句、現地で知り合った日本人の子の連絡先を。

しっかりした子だから、なんとかして私の家族に連絡取りそうと思い勝手に…

そして待合室へ。

病院に着いたのが夜8時。そして診察が始まったのがなんと朝4時っ!!

とにかく次から次へと交通事故患者が運ばれてくる救命。

どんだけ多いんだ交通事故!

頭は割れそうに痛いけれど、どう考えても私なんかより緊急性高い。

1日であんなに血だらけの人を見ることになろうとは…

そんなこんなで朝方いよいよ診察室へ。

するとなんだか若い美人な研修医のお姉さん。神経やっちゃってるんじゃないかと心配し、色々なところをつねったり、引っ張ったり。そして険しい顔をして出て行ってしまいました。

次にやってきたのはベテラン風のこれまた女医さん。4日前?その傷ひどいね…とちょっと引き気味。診察を続けること数分。いよいよなんだか怪しいとのことでCTスキャンしましょうとのこと。

あれよあれよと別病棟に連れて行かれ、ガコンガコンとCT。

結論としてはどうも頭を打った時に耳周りもガツンといってしまったため、三半規管のバランスが崩れてんじゃないかとのことでした。脳自体は大丈夫そうなので、頭痛と吐き気を抑えるなんだかとっても強い効きそうな薬を処方され、やっと朝7時に解放されました。

それ以降、頂いた薬を飲んだところ頭痛も吐き気も治り一件落着…かと思いきや

1ヶ月後、なんと請求書が届きました!

お値段$1300!!

幸い、保険会社とメールのやり取りで当日病院に行っていたので、「キャッシュレスで」という文言が残っている。どうもおかしいと思い保険会社へ連絡。

手続きに手違いがあったようで、病院に連絡してくれるとのコト。

それから数日して病院からも電話があり、保険会社へ送る書類にサイン欲しいんだけど、来れるか?とのこと。すぐに出向き、サイン。病院の方も「もう安心して、大丈夫よ!」すんごい笑顔で。やれやれ一件落着か。。

と思ったら今月なんと2度目の請求書!

おいこら、と保険会社へまた連絡し、やっとなんとか先日完結したところであります。

海外生活で、届く請求書。

寿命縮まります。

体は健康でも、いつ何が起きるかわからないのが人生。

今となっては救命で見た交通事故の多さにビビって生活している。。

とにかく保険よありがとう。

ちなみにデンマーク時代も初診は救急病院でした。笑

-2016/11/22, Hamilton, Canada

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