1年前のお正月から5泊6日でトルコ、イスタンブール旅行に行きました。
海外生活4カ国目、ドイツの社会人なわたしの中でトップ3に入る最高だったトルコ旅行の模様をお届けします!
*この記事は2024年1月の体験を元に書いています。現在の状況などは渡航前にご自身で確認してくださいね。
日本とドイツから待ち合わせ、旅先はトルコ、イスタンブール
奇跡的に日本のお正月休みに有給取得に成功したわたし!毎年1月2日からフルスロットルで働いていましたが、今年はプロジェクトの日程がずれて、おっこれは休めそうだな?ということで私の昔からの友人と日本とドイツから行きやすい国で現地集合する旅を計画しました。
最初は彼女がドイツに来る案もあったのですが、冬のドイツは暗いし寒し…夏の方が10倍くらい楽しい。
というわけで、あまり寒くなくて、ご飯が美味しくて、異国情緒あふれる場所を探しました。
正直、ヨーロッパ在住も7年になると西洋チックな街に行ってもあまり旅行に来た!って感じがしなくて。
そんな時、夏のプロジェクトのための本を読んでいたらイスタンブールが出現。
おっイスタンブールいいんじゃない?ご飯美味しそうだし。全然知らない国だし。物価もそこまで高くないのでは?
そんなわけで行き先はイスタンブールに決定しました。これが最高だったので遅ればせながら記事にすることに。
イスタンブールってどんな街?簡単に歴史を紹介
イスタンブールは、トルコで一番有名な都市で、実は昔から世界的にもとても重要な場所でした。
この街は、3つの大きな帝国、ローマ帝国、ビザンツ帝国、そしてオスマン帝国の首都でした。そのため、イスタンブールには色々な文化や建物が混ざっています。
最初、この場所は「ビザンティオン」と呼ばれていました。紀元前7世紀ごろにギリシャ人が作った街です。その後、ローマ帝国のコンスタンティヌス皇帝がこの町をとても気に入りました。そして、街の名前を「コンスタンティノープル」に変え、自分の新しい首都にしました。
中世にはビザンツ帝国の中心地として、アヤソフィアという美しい大聖堂が建てられました。この建物は、キリスト教の教会、イスラム教のモスク、そして今は博物館として使われています。
1453年にはオスマン帝国がこの街を征服しました。そして名前を「イスタンブール」に変えました。このとき、町はイスラム文化の中心地になり、スレイマニエ・モスクやグランドバザールのような素敵な場所が増えました。
イスタンブールのすごいところは、ヨーロッパとアジアをつなぐ橋のような存在だということです。今も昔も、たくさんの人と文化がここに集まっています。
2024年版、イスタンブールの基本情報
イスタンブールはトルコ最大の都市で、人口は約1,600万人です。トルコの首都はアンカラですが、観光や歴史、経済の中心はイスタンブールと言っても過言ではありません。この町は、ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパとアジアにまたがっています。そのため、1つの町で2つの大陸を感じられるのが大きな魅力です!
物価について(2024年現在)
トルコの通貨はトルコリラです。
2024年12月現在は1トルコリラが約4円程度。私はユーロから変えたので、旅行当時の1月は0.027ユーロでした。
最近のトルコでは、インフレの影響で物価が上昇しています。
イスタンブールも例外ではなく、観光客にも影響があります。たとえば、外食やお土産の価格が少し高くなっています。伝統的なトルコ料理を楽しむレストランでは、一食で1,000円から2,000円ほどかかることが多いです。
とは言っても、昔のトルコに比べたら高くなったという感じです。私は実際に行ってみて、空港以外の場所での食事や買い物はむしろ安いなという印象でした。
公共交通機関や観光地の入場料も少しずつ上がっていますが、他のヨーロッパ諸国への旅行に比べればまだお手頃に感じるかもしれません。
気をつけたいこと
イスタンブールはとても魅力的な都市ですが、いくつか注意が必要です。
- ぼったくり: 特にタクシーでは、観光客向けに高い料金を請求されることがあります。料金交渉をするか、アプリで信頼できるタクシーを使うと安心です。
- スリや詐欺: 観光地では注意が必要です。カバンはしっかり持ち、人混みでは貴重品に気をつけましょう。
- 文化への配慮: モスクを訪れる際は、服装に注意してください。女性はスカーフで髪を覆い、肌の露出を控えるのが礼儀です。
トルコ航空の直行便でイスタンブールに出発
ドイツからトルコまでは直行便でトルコ航空・ターキッシュエアラインズがあります。閑散期は往復で300ユーロくらいであるので、1月2日はホリデーシーズンで割高でした。
ポーランド経由が半額くらいであったのですが、日本から来る友達とトルコの空港で待ち合わせが上手くいかない。日本からトルコ行きはあまり選択肢がないので、私が直行便で行くことにしました。
たった3時間の飛行でしたが、機内食が😊
確か鶏肉ハンバーグみたいなやつ。チョコムースが甘くて、おお😣って感じでしたがぺろっと感触。映画やエンタメがトルコ仕様で、英語でのイスタンブールガイドみたいなものに聞き入ってしまいました。
イスタンブールの歴史に急に興味津々。
イスタンブール国際空港でユーロをトルコリラに両替する。
イスタンブールには2つの国際空港があります。
今回、私たちが利用したのはイスタンブールの新しい空港(イスタンブール国際空港)で、2018年に開業しました。ここは世界でも最大級の空港で、最新の設備が整っています。市内中心部からは約40km離れており、タクシーや空港シャトルバスでアクセスできます。
夜20時に到着しましたが到着ロビーのお店などは営業していました。
荷物受け取り後に、ちょうど両替所があったので、友達を待つ間に両替しました。
300ユーロを両替して、11011リラに。6日の旅には、好きなお土産を気にせず購入してもこれで事足りました。
レートは街中の両替所と比較して、極端に高いということもありませんでした。
こだわり波の人は市内の良い両替所にいかれるといいと思います。
私も友人も、そのあたりズボラなので、目の前で安全ならOK。彼女は日本で両替してきていました。
空港からイスタンブール市内まではバス移動が◎
空港から市内へはバスやタクシーなど比較的簡単にアクセスできます。私は今回エアポートバスを利用しました。
Havaistエアポートバスの利用ガイド(2024年12月時点)
Havaistエアポートバスは、イスタンブール空港(IST)と市内中心部を結ぶ便利な移動手段です。
主要なルート:
- Taksim行き(HVIST-16): ショッピングエリアやビジネス地区に便利、所要時間約90分。
- Aksaray Metro行き(HVIST-12): 歴史的エリア(スルタンアフメットやブルーモスク近辺)へのアクセスに最適、所要時間約100分。
- Kadıköy行き(HVIST-13): アジア側に向かう場合におすすめ、所要時間約110分。
バスは通常30~60分間隔で運行されており、深夜や早朝便にも対応しています。
チケット購入方法
- 空港内やHavaist停留所の窓口で現金またはカードで購入。
- Havaistアプリを使用してQRコードチケットを購入可能。事前にアカウントを作成し、カードで残高をチャージする必要があります
英語が通じるので、空港地下の乗り場付近にある窓口で簡単に購入できました。
料金(2024年12月現在)は行き先によって異なりますが、旧市街のAksaray行きで 片道約204トルコリラ(約880円、1TL=約4円換算)。
詳しくは空港のホームページに料金料があるので、参考にしてみてください。
都市内でのタクシーに比べ、リーズナブルで透明性のある料金設定です。
そんなわけで、クタクタで到着したホテルにチェックインして、初日は近くの夜遅くまでやっていたショッピングモールで簡単に軽食を。二人とも機内食を食べていたので、最初のトルコ料理はジャガイモのギョズレメをシェア。美味しく食べてホテルに戻り、ぐっすり休みました。
夜のイスタンブール、すでに美しくて、うっとり。