前回の記事でドイツの簡単なSIM事情について書きました。
今回は、私がこの2年半利用しているALDI TALKのアクティベート方法について解説します。
まだドイツに来て間もない、そんな時はホームページのドイツ語を読み解くのも大変ですよね。
少しでも参考になれば幸いです!
解約のルールを事前に必ず確認
前回の記事ても書きましたが、日本と同様、年単位の契約などにすると急な解約ができないので気をつけてください。ドイツ語でKündigungsfristで明示されているのが、解約に関するルールです。
ALDI TALKには毎月解約可能なプリペイド料金プランがあります。
この料金オプションは期間終了時に通知期間なしでいつでも解約することができます。そのため、定額料金や4週間のパッケージは 「毎月 」解約することができます。ただし、これは必ず月末に期限が切れるということではなくて、例えば1月10日アクティベートしたらそこから4週間後の2月9日の解約ができるという事です。
解約方法は、料金オプションをキャンセルするか、新規予約のために十分なクレジットをチャージしないことで失効させることができます。
支払い方法
料金オプションを自動的に延長したい場合は、十分なクレジットをチャージしておくかドイツに銀行口座を持っていれば引き落としにすると簡単です。アルディトークアプリまたはカスタマーポータルで銀行情報を入力し、登録できます。
たとえば、私は今回、古いコンビMのプランからコンビSに次のアクティベートのタイミングで切り替わるようにアプリで申請しました。何か理由があって、使うデータボリュームを簡単に変更したい時も便利です。
SIM購入からアクティベートまで
1. SIMカードをゲットする
ここまで読んで、自分に合っていそうだなとなったら、まずは近くのALDI(スーパー)でSIMカードを買いましょう。「ALDI TALK Starter Set」っていうのを探せばOK。値段はだいたい10ユーロくらいで、その中に最初のチャージも含まれています。
2. オンラインで登録
次に、SIMをアクティブにするために登録が必要です。手順はこんな感じ:
- 公式サイト(ALDI TALKのページ)にアクセス。
- 「Registrieren(登録)」をクリック。
- 名前や住所、メールアドレスを入力して、アカウントを作ります。
必要な書類
- 有効な身分証明書(例:パスポート、ドイツIDなど)
- PIN/PUKが記載された書類(SIMカードが入っている封筒)
ステップ1:SIMカードの登録
SIMカードが入った「SIMブリーフ」を準備し、以下の方法で登録を行います:
- ウェブブラウザ:ALDI TALKの公式サイト(alditalk.de)で「SIM aktivieren(SIMをアクティベート)」をクリックして指示に従う。
- 専用アプリ:iOSとAndroid向けのALDI TALK登録アプリをダウンロードし、必要情報を入力する。
- ALDI SÜD店舗:ALDI SÜDの店舗でも登録可能。
ステップ2:本人確認
登録後、身分証を使った本人確認が必要です。第三者による代行は不可です。
必要なもの:
- 有効な身分証明書(パスポートなど)。
- PIN/PUKが記載されたSIMカードの書類。
本人確認の方法:
- ビデオ認証:
- フロントカメラ付きのPC/ラップトップ、またはスマホ/タブレットを使用。
- 安定したインターネット接続が必要。
- ビデオ認証中、オペレーターが画面に現れ、手順を案内します。
- アプリ経由でも実施可能(ALDI TALK登録アプリを使用)。
- 店舗での確認:
- ALDI SÜD店舗や郵便局で実施可能。
- 店舗で行う場合は身分証明書とSIMカード書類を持参。
ビデオ認証または店舗確認が完了すると、登録データが送信され、SIMカードが最終確認・開通されます。
アクティベートにかかる時間
本人確認が完了した後、通常数時間以内にSIMが有効化されます。ただし、手続き状況により最大24時間かかる場合もあります。
住所はドイツのものが必要?ホテルの住所でも登録できる?
ALDI TALKの登録にはドイツ国内の住所が必要です。日本の住所では登録できません。これは、ドイツの通信法に基づき、SIMカードの登録時にユーザーの居住地を確認するためです。
ただし、ドイツ滞在中の一時的な住所(例:ホテルや友人の住所)を登録することは可能です。正式な確認が必要な場合は、事前に滞在先に確認しておくと良いでしょう。