自動英文履歴書作成ツールの使い方-写真で日本語解説と正直レビュー

仕事

カナダでワーキングホリデー、お仕事探し編、そして英文履歴書編から続いて第三弾です。
今回は履歴書/レジメの続編、自動英文履歴書作成ツールなるものを実際に使ってみた編です。

カナダで仕事探しに使う履歴書のルールなどは、一つ前の記事をご覧ください。
カナダは日本と違うルールがあるので、まずはそちらを理解する必要があります。

今回、お試しで使ってみたのは、Resume Geniusです。

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Resume Geniusがおすすめな場合とそうでない場合

使い方の解説の前に、実際にこのツールを触ってみた感想をお伝えします。
というのも、このまま先に詳しい解説がくると、100パーセントおススメツールという印象になると思ったからです。

結論から言いますと、以下の点に同意できる方にお勧めのツールです。

①周りに英文履歴書の添削をしてくれる人がいない
②まだ英語はビギナーで文章を組み立てるのが苦手。作り方が全くワカラナイ。
③お金で解決できるなら、それがいい。

つまり、Freeとうたわれているけれど、このソフトは有料ソフトです。

私も最後まで使ってみて、レイアウトが終わったし、Freeって書いてあるし、あとはダウンロードかな?と思っていたら、有料だと気が付きました。しかも、ネットフリックス形式の自動更新なので、解約期間を忘れると4週間ごとに23,90€(日本円で約3400円)…なかなか強気です。

ただ、ちゃんと14日以内に解約すれば日本円で400円程度で見栄えの良い英文履歴書が作れるという案内があります。もし、周りに英語の添削をしてくれる人が全く見つからない。とにかく急いでいるという場合には重宝するかもしれません。まさにお金で解決ツール。なので、これが高いか安いかは、使う人によると思います。

ちなみに、無料のresume.comを使ってみましたが、こちらはレイアウトが簡単に出来るツールで、英語についてのフォローはあまりありません。これならワーホリシロップで提供してくれている日本語で入力できる英文履歴書作成ツールの方がクオリティは良さそうです。

Resume Geniusは有料なのですが、実は他の似たようなツールも同じくらいの価格の物ばかりでした。
ここまでくると、超優秀な無料ツールを探したいですね…見つけたらシェアしますね!

話が逸れましたが、とりあえずそんなわけで、有料ツールなんだということを念頭に、図解を見ていただければと思います。

ちなみに皆さんがこのサービスを使おうが、私には一円も入ってきません。
正直レビューです。

Resume Geniusの使い方

Resume Geiniusを開いてみて、あっ英語なんだ…!と。

つまりこれは、英語圏(もしくは英語が公用語の仕事)で仕事探しをする人が利用する一般的なツールなようです。今回は簡単に日本語の翻訳を添えながら、写真で手順を説明します。

1ページ目 新規履歴書を作成
2ページ目 職歴あり/なし
3ページ目 学歴
4ページ目 学歴 卒業したかどうか
5ページ目 履歴書に記載される名前や住所

ポイント1:職種
ここで選ぶ職種によって、ここから先の履歴書の文言が変わります。この職種はこれから応募する仕事の種類です。ここでは例としてウェイター/Serverを選択しました。

6ページ目
7ページ目

ポイント2:経歴
7ページ目に出てくる仕事の経験も、職歴で選んだ役職に付随します。ここではServer/ウェイターに応募したいので、最新の職歴もカフェでのServerにしました。

8ページ目
9ページ目
10ページ目
11ページ目
12ページ目
13ページ目

ポイント3:スキル

13ページに出てくるスキルは、日本式履歴書の長所です。謙虚さは捨てて、ガンガンアピールするのが欧米式です。希望の職種や会社に合うような長所を選びましょう。

14ページ目
15ページ目

ポイント4:Career Objective

14ページ目のこれは、応募者のあなたについての簡単な要約みたいなものです。オープニングとして、採用担当者が最初に注目する部分なので、英文履歴書ではとても大事にされている部分です。ただキャリアやゴールなどを設定するアイキャッチ的な部分で…1年の滞在の中で短期の仕事を探す場合は、そこまで大それたことを書く必要もないような…ちょっと難しいですが、あると見栄えはいいです、もちろん。

ポイント5:推薦レター

リコメンデーション/推薦書は、応募先から要求された場合に出せばいいという意見と、同じ業界であれば出すべきと意見が分かれるところです。ワーホリの場合は、募集要項に記載があれば、追加する程度でいいと思います。

16ページ目 青く塗りつぶしたのは個人情報が出ちゃったので…メールアドレスが記載されます。

ポイント6:レイアウト

このレイアウトまでくると、もう必要事項はそろったことになります。レイアウトページで分かるように、英文履歴書のデザインはとても自由です。好きなものを選びましょう。

18ページ目

ここで、冒頭の説明に戻ります。有料の案内が出てくるので、きちんと読んで使うか考えましょうね。

Resume Geniusのクオリティ

ここまで見ていただいたら分かるように、最低限英語が読めないとちょっと使い勝手の悪いツールではあります。でも、英語学習の初心者が難しいと感じるアピールポイントやオープニング部分をちゃんとした英文で埋められるという意味では、出来上がる英文履歴書のクオリティは悪くありません。

ただ、ここからは個人の好みだと思います。
英語の勉強を目的にしている場合は、自分で作成して、誰かに添削してもらうのが一番いいです。
もう一つは、このツールはネイティブが使うツールでもあると思うのですが、どのくらいネイティブの人にとって「わざとらしいか」が正直わかりません。文章が少し機械的というか、個性がないので、本気で就活する場合は、私はおすすめしません。それなら、Grammarlyを通して文法チェックした自分の書いた英語の方が気持ちが伝わるのではないかと思います。難しいところです。

冒頭で書いた通り、Resume Geniusは
短期の仕事を探していて、英語の勉強は日常会話レベルを目指している、そして周りに手伝ってくれるネイティブがいない場合に便利なツールだろうと思います。

なんでも、自分で使ってみないと分からないものですね。
でも、よくできたプログラムだなぁと思います。当時の私にお金があったら、使ったかなと思います。

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